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【全くの初心者、知識なしでもOK!】転職活動の際にチェックしたい決算書

いざ転職活動となったとき、応募企業のことは面接前にみなさん調べると思います。

今売り上げがしっかりあがっているのか、今後の企業の業績がどうなるのか、気になりますよね。

それをわかろうとして決算書をみたとしても、会計の知識が全くないとチンプンカンプンだと思います。

 

そこで、全く会計の知識がなくても、最悪ここはチェックしておいたほうがいい点を紹介します。

 

 

まず、前提から

0、みるのはパワーポイントの資料がいい。決算説明会プレゼンテーション資料をみよう!

 

まず、決算書をふくめ、お金周りをみるためにはホームページにある投資家情報という項目に行きます。

 

簡単に説明すると、大きな会社は定期的に株主(つまり会社の持ち主)に会社がその期間どうだったかを説明する必要があります。言い換えれば、学校の成績みたいなもんです。

その情報は主にホームページの投資家情報にあります。

 

一番核となる情報は、決算報告書(有価証券報告書)になりますが、たぶんみても数字ばっかりで分からないことだらけです。(実際プロがみても、最初は全然わからないです!)

 

そこでみるのは、決算説明会プレゼンテーション資料。

これは、会社がみんなに対して定期的に行う説明会に使われた資料。言い換えれば、数字ばっかりではなく、みんなに分かりやすいように加工されたものです。つまり、わかりやすい。

 

 

1、前年度(過去数年も含め)から比べて 営業利益が増加したか、減少したか。また、その理由

 

決算報告書や説明会でいろんな数字が出てくると思います。例えば、売上だったり、登記利益だったり。正直ちょっとごちゃごちゃしててわかりづらいですが、初心者がみるのは営業利益のみ。

 

営業利益とは、(本業で稼いだ額)ー(それに使ったお金)。つまり本業でどれだけ稼いだか。

 

もし、これが前年度や、過去数年と比較して減少傾向にある場合は注意深く理由をみましょう。例えば、よくあるのが自動車の場合だと海外での生産コストの増加。つまり、海外で車を作ってたけど、もう安く生産するのが難しくなってきたなど。

ここを掘り下げて、海外の生産コストがあがってきたなら、今度はどうするのかなと考えたり、説明を聞いたり、その理由を自分で考えたりすると会社や業界のトレンドがかなり読めてくるはずです。

 

 

また、よく見過ごされるのが、営業利益があがっているとき。

営業利益が上がったから大丈夫!と短絡的に思うよりも、なぜあがったのか?そのあがった理由は自分が勤めている間は続く傾向なのか考える必要があります。

 

例えば、新型の車が売れたから、営業利益が上がった場合。なぜこれが売れたのか?売れた原因はたまたまのヒットなのか、しっかり考えられて作られたヒットなのか。もちろんたまたまのヒットの場合は、次はなかなかないし、考えられて作られたヒットならまたヒットがくると考えられます。

 

 

2、その次、この営業利益を従業員の数で割ってください。

従業員の数は、決算書のどこかに書いてあります。目で探すなどをせず、Control+Fで探しましょう。

 

ここで出てきた数字は、つまり生産性を表します。競合他社や、海外の会社、他業種などと比べてみましょう。

 

基本的には従業員あたりの営業利益が高い会社が給料がよくなる傾向にあります。一人一人がたくさん売り上げをあげてたら払える給料も上がるのは当然ですよね。

 

製造業などは若干分かりづらい傾向にありますが、IT, コンサルなどコストがほとんど人件費の会社は生産性の違いが致命的になります。

 

この数字が低いからといって、生産性が必ず悪いというわけではありませんが、一つの目印となっています。

 

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逆に、転職する上でほとんどといっても関係ないことの例もあげておきます。

 

- キャッシュリッチ

一般的に現金をたくさんもっている会社をキャッシュリッチと表現をします。現金をたくさん持っているからいって、従業員に還元されるとは限りません。

 

- 資産がおおい

会社が保有する資産(例えば、設備とか)が多いことを指します。会社の持ち物は会社の持ち物で、従業員のものではありませんし、従業員のためになるものでもありません。つまり、関係ありません。

 

-  自己資本比率が低い

言い換えれば、お金を借りずに経営をしているか。自己資本比率が高い場合、いざというときに倒産のリスクが低くなります。しかし、そのいざというのは、ほとんどまれなケースです。(かなり大規模なリコールが起きたり、訴えられたケースのみとなります)

 

このあたりを注目して、決算書を参考にしてみるのはいかがでしょうか?

 

もし、本ならこのへんを読むとおすすめです。